代表者経歴

木村秀政(航空工学)、粟屋誠一(内燃工学)倉西正嗣(材料力学)等諸先生のご指導を受けた後、中田孝、石川二郎(歯車工学、自動制御)先生の御指導下で電気油圧サーボ採用の精密ホブ盤開発の卒業研究を行う、この間ホンダ本田宗一郎氏、諏訪精工舎(現エプソン)中村恒也氏の謦咳に触れる機会を得た後,1960年三菱重工業株式会社(旧三菱日本重工業)に入社、建設機械、車両及び油圧、変速機等コンポーネント関係の設計開発や、ストラドルキャリヤ、中型トラクタショベル、油圧バックホー、世界初のミニ・アーチキュレート・ホイールローダ、油圧クレーン、大型油圧式クローラドリル、ミニ・ショベル、ミニ・ブル、ダンパー・ショベルの設計開発を担当の他、モータスクレーパー、各種ブルドーザー、ホイールローダ、油圧ショベルの設計を担当する。
この間1968年油圧バックホーの開発で、また1978年パワーショベルの信頼性管理で社表彰を受ける。

代表者経歴

1980年からは、GTO等の大容量パワーデバイス開発等を受け世界初の鉱山向け大型ホウラ用AC-ACトランスミッションや、高速回転機応用機器のパワーエレクトロニクス関係の開発を担当、三菱重工退職後、更なる機械と電気の融合を目指し,有限会社エルメックを設立し、大容量のインバータの小型軽量低コストを狙い鉱山向け大型ホウラ用の車載用としても、又汎用的に使用可能な沸騰冷却式の超小型2,000KVA級のユニット式GTOインバータを開発し、このインバータ・ユニットを使用した12,000KVA級周波数変換装置等の開発に従事する、一方このGTOインバータ・ユニットの更なる高性能,低コスト,小型化を狙いGTOに代わるGCT用ドライバ(特許)を開発する。
又、動力伝達技術, 冷却、実装技術等の各種技術を使用した4WD駆動装置,沸騰式超小型リターダーや、バス用ブレーキ抵抗制御装置、低床式鉄道車両駆動装置、更にハイドロ・エレクトロニックス技術使用のウオーター・ジェット用電気油圧操舵装置、高速回転技術使用の冷凍機モータ、電動過給機、更に高速回転機器用磁気軸受けアンプ開発,それら開発に伴う専用試験装置の開発等を行う。

代表者経歴

今後の夢:1)エネルギーの効率的利用方法の開発
      (直流送電、エネルギー回収、自然エネルギー利用等)
     2)低コスト高機能材の開発と応用開発
      (新材料によるモータ開発、新エネルギー蓄積法開発)

著書:*履帯式トラクタの回路設計(油圧設計、1963年10月号)
*油圧用ペーパー式フイルタ(油圧技術、1966年8月号)
*バックホー付トラクタショベル(建設機械、1968年7号)
*歯車の信頼性設計(機械設計、1976年7月号)
*機械図集 歯車(機械学会)
*A New Concept in Hydraulic Rotary-Percussion Drill For the Large Blast Hole,
 The Mitsubishi MCD15G Crawler Drill (Sept 1986 at Australia Mining Conference)
*大出力インバータシステムの開発(三菱重工技報Vol.31.№6)
*露天堀りでの運搬システム 他

MCD15G

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